仕事から帰ってきた利用者Bさんが元気がないので
「どうしたの?」と聞くと、
「昨日、ぶうたろうさんに洋服が地味だって言われたのが
ショックで落ち込んじゃってるんです。」と言うのです。
昨夜の事の顛末をお話すると
利用者Aさんが「ぶうたろうさん ピンク好きみたいだから
この洋服着ますか? 私は、太っちゃって着られなくなっちゃ
たんで」と言って、一着のとても可愛いTシャツを持って来て
くれました。
私は「可愛いね。あと10歳若ければ着たいんだけど」と答え
その場にいたBさんに「Bさん、いつも地味な洋服だから、たまには
ピンいいんじゃない?」
(一言一句この通りではないと思うが、こんな感じのこと)
とBさんにその洋服を奨めました。
Bさんも満更でもない様子で「ちょっと試着してみます。」と言い
着せてみせてくれました。
それを見たCさんも一緒に「いいじゃない、似合うよ」と言ったと
記憶しています。
結局、Bさんは、その洋服をもらうことになりました。
Bさんが言うには、中高年の人たちの無遠慮、無神経な物言いには
慣れていて、ぶうたろうも悪気があって言ったのではないことは
わかっているけれどショックで・・・。
私、ぶうたろうは、失言という認識は全く持っていなかったので
正に青天の霹靂、寝耳に水という感じでした。
「ごめんね」と謝り、一昨夜から昨日まで、またおそらくこの後も
しばらくBさんはうつうつと時を過ごすにちがいないと思うと
申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
今は、私もくよくよ、うつうつの時間を過ごしています。
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