2016年7月14日木曜日

昨日


仕事から帰ってきた利用者Bさんが元気がないので
「どうしたの?」と聞くと、
「昨日、ぶうたろうさんに洋服が地味だって言われたのが
ショックで落ち込んじゃってるんです。」と言うのです。

昨夜の事の顛末をお話すると
利用者Aさんが「ぶうたろうさん ピンク好きみたいだから
この洋服着ますか? 私は、太っちゃって着られなくなっちゃ
たんで」と言って、一着のとても可愛いTシャツを持って来て
くれました。

私は「可愛いね。あと10歳若ければ着たいんだけど」と答え
その場にいたBさんに「Bさん、いつも地味な洋服だから、たまには
ピンいいんじゃない?」
(一言一句この通りではないと思うが、こんな感じのこと)
とBさんにその洋服を奨めました。
Bさんも満更でもない様子で「ちょっと試着してみます。」と言い
着せてみせてくれました。
それを見たCさんも一緒に「いいじゃない、似合うよ」と言ったと
記憶しています。
結局、Bさんは、その洋服をもらうことになりました。

Bさんが言うには、中高年の人たちの無遠慮、無神経な物言いには
慣れていて、ぶうたろうも悪気があって言ったのではないことは
わかっているけれどショックで・・・。

私、ぶうたろうは、失言という認識は全く持っていなかったので
正に青天の霹靂、寝耳に水という感じでした。
「ごめんね」と謝り、一昨夜から昨日まで、またおそらくこの後も
しばらくBさんはうつうつと時を過ごすにちがいないと思うと
申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

今は、私もくよくよ、うつうつの時間を過ごしています。


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